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ケーススタディ

特優賃で初ペット共生型マンション登場
ハイブリッド住宅の開発も
ペット飼育者専用賃貸マンション(1)
ペット飼育者専用賃貸マンション(2)
利回り8%のペット専用アパート
遠い、古い、狭いの三重苦を克服



ペット不可の賃貸物件をペット可に替えるノウハウ
ペット飼育可の実現のポイントは?


ペット飼育者専用賃貸マンション「リックガーデン」(2)

コミュニケーション作りに「入居者交流会」

エレベータから降りて、他の部屋の前を通らずに自分の部屋にたどりつけるように工夫
 ハードの充実ぶり以上に注目したいのが、入居者同士の盛んな交流だ。集合住宅では隣に住んでいる人の顔も分からないことが多いが、ここリックガーデンでは、現在月に一回の入居者交流会(今後は「どうぶつ村」として入居者以外の会員も募集予定)を開催。しつけ教室を開催したり、納涼会を催したり、とにかく入居者が顔を合わせる機会を多数つくっている。「とかくトラブルが起きやすいと言われるペット共生住宅で、一番大切なのは入居者同士、ペット同士の交流、コミュニケーションづくりなんです。それをわれわれがいかにコーディネートするか、トラブル防止はそこにかかっていると私は思っています」(同氏)。

広々とした屋上。随所にリードフックが。入居者交流会もここで開催することが多い
 二号館、三号館のオープンに伴い入居者交流会を大きく発展させ、より広いコミュニケーションの場となるような「どうぶつ村」をオープン。村長にはミルキー動物病院の土岐院長が就任し、ホームページも開設した。「きちんとした会則も作ります」(楢崎氏)。
 しつけの基準は各飼い主によって差がある。飼い主にとっては可愛い鳴き声でも、人によっては騒音、と捉えられることもある。つまり、しつけの基準を標準化し、それぞれが飼うペットをみんなでしつけていくことがトラブル防止の一番の策だ、と楢崎社長は言い切る。


(居室内)壁には切り返しがあり、キズや汚れが付きやすい下半分だけ張り替えられる工夫が
 最後に、トラブルなどほとんど起きていない、という楢崎社長に、ペット共生住宅運営のコツをうかがったところ、次のような答えが返ってきた。「ペット共生住宅を良好なコミュニティーで運営していくのに、特別な設備など実は必要ない。入居者同士の人間関係がうまくいっていなければ施設が充実していても失敗します。逆に住民同士のコミュニティがうまくいくこと、これが成功のカギです」。

ペット専用トイレ



充実のペット施設はまだまだ他にも!
  • 入居者に配られる、手を汚さず犬の汚物を処理できる袋。
  • リックガーデン2号館の1階には、トリミングハウスが。
  • いたずらして感電しないようコンセントは高い位置に。下にたまったコードに埃がたまらない効果も。
  • 子犬がかみついてじゃれつく角の部分は、アルミのガードが。
  • 広いシャワー付き洗面台。小型犬くらいならペットも洗える優れもの。
  • サッシ下部にはベランダ出入り用小窓。「サッシの会社にお願いして、換気口を上下逆にしてもらったんです」
  • 脱臭芳香剤。各部屋にも設置されている。
  • ペット専用足洗い場。
  • 屋上にもペットの足洗い場を完備。屋上で遊ばせて、ここで足を洗ってからおのおのの部屋につれて帰ることが可能。
  • (屋上)人間用トイレも。「屋上で遊ばせている時に、飼い主の方がトイレに行きたくなった場合、いちいち自分の部屋に帰られるのでは不便だろうと思いまして」(楢崎氏)
  • (屋上)人間用のベンチも設置。トリミングブラシを置くなど細かい心配りが
  • (屋上)ペット専用洗濯機まで設置されているのは驚き。
  • ゴミ箱とほうき、ちりとりは各フロアごとに用意。
  • 脱臭機は居室内にも標準装備。
  • ベランダにはペット洗い場が。ベランダにたまった水は他の部屋に流れていかない設計に。


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