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ケーススタディ

特優賃で初ペット共生型マンション登場
ハイブリッド住宅の開発も
ペット飼育者専用賃貸マンション(1)
ペット飼育者専用賃貸マンション(2)
利回り8%のペット専用アパート
遠い、古い、狭いの三重苦を克服



ペット不可の賃貸物件をペット可に替えるノウハウ
ペット飼育可の実現のポイントは?


新しいマンションの型
特優賃で初ペット共生型マンション登場
全農神奈川県本部:http://www.ja-t-amn.com
アメニティーハウス横浜南部事務所:045-321-2468/10:00〜18:00 水曜日・祝日はお休み

《デルニエK》
ペット共生型マンション
ルネス工法による床下収納(深さ60cmもの広大で多様な収納を提供)

藤沢市柄沢618-2
名称ーデルニエK
総戸数ー26戸
交通ーJR東海道線「藤沢」駅からス20分「島の神」停徒歩5分

南側外観
タイルを基調とした落ち着いた雰囲気のデザイン

長引く不況の中で、賃貸住宅の入居事業は厳しい状況になっています。現在は入居者にとって魅力ある特徴的な住宅が注目されてますおり、「癒しの時代」ということを反映し、ペットの飼える賃貸住宅が話題となっています。施設事業本部では特優賃制度を活用し、「新しい試み」として、初の「ペット共生型マンション」を建設中です。




■特優賃制度について

特定優良賃貸住宅制度(以下、特優賃)とは、入居者が良質な住宅を軽い負担で借りられる公的賃貸住宅制度です。これは、神奈川県等の大都市地域で、中堅所得者向けファミリータイプの良質な賃貸住宅が慢性的に不足しているために設けられたものです。現在、本県では神奈川県、横浜市、横須賀市、厚木市、川崎市が、それぞれ特優賃制度を制定しています。本会では川崎市を除く四つの自治体で、管理者としての認定を受け、入居募集と管理を行っています。
特優賃制度では建設費に対しての補助と入居家賃に関しての補助が受けられるため、オーナー、入居者の双方にとって有利な制度といえるでしょう。

アプローチ空間
ゆったりした階段アプローチの特徴ある玄関
特優賃はPCまたはRC構造で建設されており一戸の専有面積も原則65平米以上のマンションタイプである上、このような優良な賃貸住宅を家賃の補助を受けて入居できるため、人気のある地域では高い倍率で入居審査を受けなければなりません。しかし必ずしも、特優賃制度を利用して建設された賃貸住宅が人気地域で高倍率のものとは限りません。したがい、本会では入居募集に関してより一層の努力を行うとともに、オーナーにも理解をいただき、時流に促した付加価値の高い賃貸住宅の供給を提案してまいりました。例えば、駅から遠いなど立地がネックとなる場合には、入居者にアピールするための特徴づけ、魅力ある付加価値が必要なのです。こうしたことを背景に本会ではひとつの試みとして、ペット(主に犬猫)共生型住宅の取り扱いを行っています。

■注目されるペット共生型マンション

エントランスホール
広く明るいエントランス空間

従来は賃貸住宅でペットを飼うと、匂いや汚れ、音等の問題があり、ペットに対応した住宅件数は非常に少ないものでした。近隣からのクレーム等があるので、オーナーとしては扱いたくない住宅であり、一般的にペット禁止は当たり前でした。
しかしながら、現在は癒しの時代であり、ペットとともに暮らしたいと望む人が増えています。ペットに対する意識は変化し、今では、家族の一員、癒しの対象となっています。少子化、高齢化が進む中では、まさに家族として心の支えになっている場合も多いようです。実際に、賃貸住宅に住む人の約2割がペットを飼いたいと思い、その内の約1割がこっそりと飼っているのが現状のようです。
アメニティーハウス横浜南部事務所でも、昨年11月〜12月に、首都圏に住む方をランダムに抜き取り、ネット上でペットに関するアンケートを実施しました。562件の有効回答を得ました。アンケート結果でもわかるように、ペットの飼える賃貸住宅は注目されており、今後、ますます需要の増加が見込まれます。しかしながら、それに対し、市場での供給はまだまだ少ないのが現状なのです。

■ペット共生型マンションについて

グルーミングルーム
ペット共生を可能にする
グルーミングルームの充実した設備群

ペット共生型マンションは、一般の住宅とは異なり、全く別の設備を作らなくてはなりません。「ペット可」と謳うには、「空室があるから、ペット可にしよう」ではなく、しっかりとした対応が必要なのです。きちんと対応し、クレームがないようにしなければなりません。
例えば、トリミング室、足洗い場、汚物流し、玄関内の飛び出し防止柵、シャンプー台、専用の壁、床材等々の、きちんと対応した設備を整える必要があります。また、管理者は入居審査の際、しつけができているのか等についてのペット面談、飼育や住まい方の指導、予防注射等を事前に確認することが必要です。さらに、入居後に問題が生じないよう規約を設け、入居者に遵守していただくことも義務となります。
現在本会では、特優賃制度を活用した本県初のペット共生型マンションを藤沢市に建設中です。6月末竣工、8月に入居開始を予定しており、3月より入居募集を開始しています。このマンションは、ペットとともに快適に住めるよう、十分な設備を整えています。

■今後の取り組みについて
特優賃制度は、各自治体により内容は様々です。「ヨコハマ・りぶいん」のように募集の多い制度もありますが、一方では県の「かながわパートナーハウジング」のように、供給が十分ということで、次年度の募集が凍結された制度もあります。
このように厳しい情勢の中、今後、事業の拡大を図るためには、ペット共生型以外にも多様な特徴づけを行い、入居者にアピールしなければなりません。高齢社会を迎える時代、高齢者向けの物件は需要が高まるでしょう。その他、床暖房等の設備も特徴付けとして有効です。
これらの取り組みは、特優賃だけでなく一般の賃貸住宅においても同様です。入居者の多様なニーズに応えた、魅力ある、特徴のある住宅の建設が必要です。本会では今後とも、時代の流れに対応した形を提案していきたいと考えています。

*イラストは実際のものと異なる場合があります。


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