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家を買うときの注意点や後悔しないポイントなど解説!確認すべきことを押さえて家を買おう

家を買いたいと思っている方の中には、「どのようなことに注意すればよいか知りたい」「住宅ローンが分からない」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
家の購入で後悔しないためには、タイミングや家の種類、立地などさまざまな要素についての注意点を知ることが大切です。
この記事では、家を買うときの注意点や後悔しないためのポイントを解説します。確認すべきことを押さえてから家を買いたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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目次
家を買うときの注意点1「タイミング」
家を買うタイミングとしては、「ローンを払える年齢」や「ライフイベントのとき」があります。
それぞれ解説していきます。
ローンを払える年齢
家を買うときは、多くの人が住宅ローンを活用します。そのため、住宅ローンを完済できる年齢のうちに家の購入を決心するとよいでしょう。
「令和5年度住宅市場動向調査」によると、住宅ローン返済の平均期間は30年~35年です。30歳で家を買う場合、30年ローンなら60歳のときに完済できるため、年齢的に無理がありません。
しかし、40代で家を買うと、ローンの支払いは70歳まで続きます。将来的にまとめて返済しない限り、老後にローンの負担が長く続き、途中で返済が難しくなるリスクがあるのです。
支払えなくなるリスクの高い年齢でローンを組むと、審査に通るのも難しくなります。家を買うときは、ローンの支払いを完了できる年齢までに、購入を検討するのが理想です。
ライフイベントのとき
結婚や出産などのライフイベントは、家の購入を検討するきっかけのひとつです。
例えば、結婚をきっかけに家を買うと、新しい家で新生活を気持ちよくスタートできます。住宅ローン契約を最長の35年で組んだとしても、仕事をリタイアする前に支払いを完了する可能性も高いです。
しかし、収入がまだ十分でない若さで家を買うと、住宅ローンの借入額が制限されることがあります。将来の子どもの有無もはっきりしておらず、家族構成が変化した場合に、選んだエリアや住環境が不便になってしまうリスクもあるでしょう。
結婚や出産、子どもの進学などのライフイベントに合わせて家を購入を検討するときは、各タイミングのメリットやデメリットを考慮したうえで、最適な時期を選ぶことが大切です。
家を買うときの注意点2「家の種類」
家の種類には、「新築住宅」と「中古物件」があります。それぞれ解説していきます。
新築住宅
新築住宅には「注文住宅」「建売住宅」「分譲マンション」があり、メリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット | |
注文住宅 | ・間取りを自由に決められる ・設備も自分で選べる ・家づくりをする楽しさがある ・建てる場所を決められる |
・こだわると費用が高額になる ・入居までに時間がかかる ・土地を探す必要がある ・完成まで仕上がりが分からない |
建売住宅 | ・リーズナブルな価格 ・入居までの時間が短い ・土地がセットになっている ・内見してから購入できる |
・間取りやデザインが決まっている ・設備が選べない ・家の外観に個性がない ・物件によって多数の人が出入りする |
分譲マンション | ・予算に応じて部屋を選べる ・便利な立地が多い ・高層階を選ぶと眺めが良い |
・似たような間取りが多い ・見学はモデルルームのみ ・駐車スペースが限られる |
間取りや仕様を細かくこだわりたい方は注文住宅、こだわりが少なく一軒家をリーズナブルに購入したい方は建売住宅がおすすめです。また、マンションの場合は見晴らしや立地の良さなど、一軒家にはない特徴があります。それぞれのメリット・デメリットを考慮して、理想の暮らしに近い家を選択してください。
中古物件
家を購入するときは、「中古一軒家」や「中古マンション」も選べます。新築と中古では大きな違いがあり、中古物件のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・新築よりも安く購入できる ・完成している物件を見てから選べる ・不要な家電をもらえることがある ・エリアによっては選択肢が多い |
・リフォームの必要な可能性がある ・設備が古いと取り替えの費用がかかる ・築年数によっては耐震性に不安がある |
中古の家は、新築に比べて価格が安く、初期投資を抑えて購入できます。ただし、部屋の状態が良くないとリフォームの費用がかさんだり、耐震性が低い場合があります。新築との違いを把握して、あなたに最適な家を見極めるとよいでしょう。
家を買うときの注意点3「立地」
家の立地は、「暮らしのイメージ」を持ち、「エリアの安全性」を確かめて決めると失敗がありません。それぞれ解説していきます。
暮らしのイメージ
家の立地を決めるときは、スーパーや駅などの場所に通うイメージを持つことが大切です。生活に欠かせない施設が近くて便利だと、日々の生活にゆとりができ、生活の質を高められます。
例えばスーパーが徒歩圏内だと、買い出しが手短に済ませられるため、毎日のスケジュールに余裕が生まれるでしょう。電車で通勤する場合は、駅までの距離が近いと通勤にかかる時間やストレスを減らせます。朝や帰宅後の時間に余裕が持てれば、あなた自身や家族との時間が増えて生活を豊かにすることが可能です。
また、育児中や老後は特に、学校や病院が近いと安心して暮らせます。家を買うときは、出産後や老後など将来の暮らしもイメージしながら、周辺の施設へのアクセスをしっかり確認することが大切です。
エリアの安全性
家を買うエリアの治安や雰囲気は、チェックしておくべき重要なポイントです。特に子どものいる家庭は、治安に不安があると、日頃から安全面に気を張らなければならず、生活への負担も大きくなります。
昼は「住民同士が明るく挨拶を交わしているか」夜は「道路が暗すぎず、不審な人物はいないか」などを確認し、安全に気持ちよく生活できる地域を選んでください。
また、家周辺の災害リスクを確認しておくことも大切です。国土交通省のハザードマップポータルサイトは誰でもアクセスができ、住所を入力すると起こりうる自然災害を教えてくれます。
家を買うときは、周辺地域の下見をしたり、国や自治体が公開しているハザードマップを活用したりして、希望のエリアが安全であるかを事前に確認するとよいでしょう。
家を買うときの注意点4「予算」
家を買う予算を決めるためには、「必要な費用」「自己資金」について知る必要があります。それぞれ解説します。
必要な費用を知る
家の予算を立てるためには、必要な費用を知ることから始めます。例えば注文住宅を建てる場合、土地代と建物代のほかに、諸費用が必要です。諸費用は一般的に、土地と建物を合わせた金額の10~12%といわれています。
家の建物代は、ハウスメーカーや工務店の見積書だけを参考にすると、予定より費用がかさむ可能性に注意しなければいけません。見積書には、地震に備えた土地の補強や庭の整備にかかる費用など、家の建築に関係しない項目は含まれていないケースがあるためです。
物件やハウスメーカーの担当者と打合せを進めるときは、家にかかる費用の項目を細かく確認し、予算に反映させると失敗がありません。
「家の予算をしっかりと決めたい」「どのような費用がかかるのか詳しく知りたい」場合は、「住宅を買うための資金計画を立てよう!費用内訳や住宅ローンも解説」もぜひ参考にしてください。
自己資金の準備
家を買うと決めたら、どれくらいの自己資金を出すのか検討し、準備を進めます。家を買うにあたって多くの人が利用する住宅ローンは、頭金と銀行からの融資で構成されています。銀行に先払いする頭金は、自己資金で払うため準備が必要です。
自己資金額は、家の予算を決めるうえで重要になります。家を買うための資金は、自己資金と借入金を合わせた金額となるため、家の予算に影響します。貯蓄や両親からの援助金を使って新居にかける資金を多く準備できるなら、家を買う予算も増やせるでしょう。
自己資金の目安や準備するときの注意点などについて詳しく知りたい方は、「家を買うときの頭金について解説!目安や準備するときの注意点も紹介」をぜひ参考にしてください。
家を買うなら住宅ローンを理解する
住宅ローンを組む方法やポイントは、以下のとおりです。
- ・年収倍率
- ・金利タイプ
- ・団体信用保険
それぞれ解説します。
年収倍率|借入額の目安
住宅ローンの借入額を決めるときに、「年収倍率」を参考にする方法があります。年収倍率とは、年収と家の購入にかかった資金を比べたときの比率を指し、7倍までの金額を借りられるといわれています。例えば年収500万円の場合、7倍の3,500万円が家と土地の購入にかけられる費用の目安です。
しかし、住宅ローンで借りられる金額と、無理なく返せる金額は異なります。「ケガや病気で働けなくなってしまった」「育児のため長期的に収入が減った」などの生活の変化によって、支払いが継続できなくなるリスクがあるためです。
ローンの借入額をどれくらいにするか考えるときは、年収の5倍程度の金額であれば、返済が負担になりにくいでしょう。現在の家庭状況やライフスタイルの変化、さらに家の維持にかかる月々の固定費などさまざまな要素を考慮して、借入額を決めることが大切です。
金利タイプ|変動リスクの有無
住宅ローンの金利タイプには2種類あり、金利が変動しない「固定型」と、市場の動きで変わる「変動型」に分けられます。現在、もっとも金利が低く設定されているのは、変動型のタイプです。
変動金利型の住宅ローンでは、支払う金利を安く抑えられますが、市場の状況に合わせて適用される金利も上下します。借入当初は返済に余裕があったとしても、金利が上昇すると返済の負担が重くなるリスクがあるのです。
一方、固定金利型は借入から完済まで、住宅ローンの金利が変わりません。金利が割高な反面、変動リスクがなく返済計画を立てやすいのが特徴です。
金利の変動リスクがある場合は、金利が上昇しても、住宅ローンの借入額が家庭の負担にならない金額に設定しておくとよいでしょう。
団体信用保険|加入が必要
銀行などの民間金融機関でローンを借りるとき、団体信用生命保険への加入は必須とされています。団信保険は、死亡や高度障害など契約者にもしものことがあったとき、住宅ローンの支払いが不要になる保険です。
住宅ローンを組むときは、銀行の窓口で団信保険への加入案内を受けられます。最低限の保障内容であれば保険料は無料ですが、例えば「がんのリスクにも備えたい」「8大疾病まで保障を広げたい」などの場合、保険料の支払いが必要です。
団信保険の保険料は、希望するプランに応じて住宅ローンの金利に上乗せして支払います。手厚い保障を選ぶと月々のローン返済額も高くなっていくため、あらかじめ毎月の出費として保険料を想定しておくのがポイントです。
【要チェック】家を買うときに後悔しないポイント
家を買うときに後悔しないポイントは、以下の通りです。
- ・間取りはよく考える
- ・ハウスメーカーを比較
- ・リアルな大きさの家を見学
それぞれ解説します。
間取りはよく考える
家の間取りは、暮らしやすさを決める重要な要素なので、よく考えて決めることが大切です。
「家事の効率を考えたキッチンの配置」「プライベート空間の確保」など間取りをよく考えることで生活がしやすくなり、日常生活が快適になります。実際の生活をイメージして動きやすい間取りにすると、生活にストレスがかかりません。
また、出産や老後に備えてあらかじめ子ども部屋を確保しておいたり、階段のない平屋を検討するのもよいでしょう。将来のライフステージの変化に柔軟に対応できる間取りを選ぶことで、改修がしやすくなります。
生活する動線や家族構成の変化を想定して家の間取りを決めると、後悔しない家選びになります。
ハウスメーカーを比較
家を買うときは、あなたに合ったハウスメーカーや工務店を選ぶことが大切です。「地震に強い方法で壁を組み立てている」「外壁におしゃれなタイルを採用している」など、家づくりの工法は、メーカーによってさまざまなためです。
また、ハウスメーカーによって家を買うときの費用も大きく異なります。費用を確認するときには、提示された見積書の内容だけでなく、生活の質を保つためのメンテナンスが必要かどうかも確認しましょう。
家の安さだけでメーカーを選ぶと、「床の風合いを維持するために手入れが必要」「外壁に高額なリフォーム費がかかる」など、家のランニングコストが多くかかってしまう可能性があります。
家づくりの工法や費用について、複数社からよく話を聞き、ぜひご家庭に合う家を購入してください。
リアルな大きさの家を見学
注文住宅を買う場合、予定に近いサイズの家を見学してから家づくりをすると失敗しにくくなります。
家の購入を検討している方が見学する総合住宅展示場は、高額な費用をかけて建築されているため、一般的な家とは広さや設備のグレードが違います。
展示場の大きな家だけを見て、いきおいで家を買ってしまうと、「仕上がりが思ったよりも狭い」「設備が想像と違う」など、イメージと完成した家が異なる可能性があるのです。
家を買うと決めたら、宿泊体験に参加したり、他の家を見学したりすることで、広さや設備を体感できて納得のいく家を購入できるでしょう。
まとめ
家を買うときは、購入タイミングや家の種類、立地などさまざまな視点から最適な選択をすることが大切です。また、住宅ローンについても理解を深めて無理のない借入額を見積もれば、購入後の返済も安心して継続できるでしょう。
家をお探しの方は、ぜひペットホームウェブをご活用ください。
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