ペット可物件で暮らす
猫が喜ぶメゾネットタイプ!階段、吹き抜け、キャットウォークでやんちゃ猫2匹がのびのび
目次
子供可、ペット可で探した豊島区の2LDK
共働きの表さんご夫婦は、現在、マンションのメゾネットタイプ2LDKに猫2匹と暮らしています。
3年前、将来を考えて子供可・ペット可の条件で探し、辿り着いたのが現在の物件。日当たりがよく、間取りも気に入ったお二人でしたが、ただ1つ、問題だったのが、「犬1匹まで。猫は不可」という条件でした。そこで猫好きの奥様は、大家さんに「猫をOKに」と交渉。すると、意外にもあっさりOKになったのだとか。
「1Fに住んでいる大家さんは犬を飼っていて、とても動物好きの方でした。ダメ元で交渉してみて本当によかったです。」(奥様)
2人と2匹の生活がスタート
猫OKとなった新居での暮らしが始まりおよそ1年が過ぎた2012年5年、生後1か月で保護された左馬之助がやってきました。その1年後の2013年5月には龍太郎も表家に仲間入り。同じく、生後1か月で保護された猫でした。ミルクあげにウンチの世話と2年連続の育猫を経て、現在、左馬之助は1歳8か月、龍太郎は8か月に。1歳違いの2匹の関係は、まさに兄弟そのものです。
「8か月の龍太郎のほうが体が大きいのですが、兄はやはり左馬之助で、キャットタワーの上の段は左馬之助のポジション、下はリュウと決まっています。」(奥様)
「遊びでも左馬之助の後をリュウががんばって付いていってる。やはり1歳の差はまだ大きいのかな。」(ご主人)
「2匹にした理由は、私たちが仕事でいない間、寂しくないように。1匹だと早く帰ってあげなきゃと気になりますが、2匹なら遊び相手がいるので胸が痛まずに済みます(笑)。ただ、仲良く遊ぶのはいいのですが、夜中の運動会だけは控えめにして欲しいかな。」(奥様)
階段や高い所。猫にうれしいポイントが満載!
表家の間取りは、2LDKのメゾネットタイプ。キッチン横に階段があり、階段を上るとPC等が置いてある作業スペースと洋室があります。この作業スペースから吹き抜けのキッチンを見下ろせる造りになっているため、2匹はよく、この手すりからキッチンを見下ろしていました。キッチンにはもともと梁があり、2Fからこの梁へ行けるのでは?と考えたお二人は、2F手すりの下に踏み台となるキャットタワーを置いて行き来できるようにしてあげました。すると、思惑どおり、この梁がキャットウォークに。階段に吹き抜け、さらにキャットウォークと、表家は奇跡の猫物件になったのです。
高価なソファは買わない、洗濯物はすぐにしまうが鉄則
さて、猫との暮らしでは、爪とぎや毛玉吐きなどが問題になることがあります。表家ではどうでしょうか?
「爪とぎは専用の爪とぎとキャットタワーでやってくれます。座椅子が少々犠牲になっていますが、高価なものではないので大丈夫。これがダメになっても、高価なソファは買いません。猫にこれはダメといってもしようがありませんから。」(ご主人)
「ちょっと高価なのですが、毛玉ケアのフードを使っているので、毛玉は今のところ大丈夫です。それよりも、龍太郎のおねだりがすごくて。左馬之助の分まで食べてしまうし…。お互い家に帰る時間もまちまちな仕事なので、ホワイトボードに猫のご飯記録を残すようにしました。」(奥様)
なるほど。ホワイトボードを見れば、相手に聞かなくても猫にご飯をあげたかどうかが一目瞭然。きっちり当番を決めず、工夫して分担すれば、大した負担になりません。これで龍太郎の食べていないふりしてのおねだりも通用しなくなりました。
また、表家では、システムトイレを使って面倒なトイレの処理をかんたんに済ませているのだとか。
「1週間に一度、シートを変えるタイプを使っています。シートは結構なお値段ですが、共働きで猫と暮らすコツは、フードやトイレにお金をかけることかもしれません(笑)」(奥様)
便利でいいものはどんどん使う。猫との暮らしも時代とともに変化しています。
いいこともあるけど不便なこともある猫との暮らし
ところで今、龍太郎のおねだり以上に困っていることが、左馬之助の「異食」なのだそう。
「布類を食べてしまうので困っています。特にフリースやブラジャーのパット部分の素材が好きで、置いておくと穴を開けてしまいます。一度、タンスの引き出しを開けてブラジャーを引っ張り出していたこともあって…。下着泥棒の仕業かと思って焦りましたよ。」
その時の様子を奥様が描いてくれた絵がこちら。猫がブラジャーを引き出しから出して食べる…とは、何とも奇妙な話です。以後、表家ではタンスの引き出しにストッパーをかけ、洗濯物をすぐにしまうこと、洗濯機の蓋を必ず閉めることが鉄則になっています。
「猫と暮らすのは、いいこともあるけど不便なこともあります。でも、ほとんどは、工夫すれは解決できるはず。その解決策を考えることも猫と暮らす楽しみではないでしょうか。」(奥様)
また、ご主人にとっては、元々猫好きの奥様の主導で始まった猫との暮らしでしたが、取材時、お話してくれる奥様を尻目にひたすら猫たちと遊んでいるご主人の姿を見ていると、もはや立派な猫好きといって過言ではない!と思いました。奥様いわく、「初めての猫だから、私よりもメロメロなんですよ(笑)」とのこと。微笑ましい限りです。
階段やキャットウォークがある奇跡の猫物件。これからも猫との暮らしをエンジョイしてください。
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