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賃貸のお部屋に手作りキャットタワーをDIY!
猫の飼育スペースには、キャットタワーなどの高い所に登れる設備があるとよいと言われています。さまざまなタイプのキャットタワーが市販されていますが、かなり大きなものだったり結構なお値段だったり…。
「だったら、DIYで作ってしまおう!」と思いきや、一つ問題が…。それは、「賃貸のお部屋」ということ。
昨今のリノベーション人気やDIYブームから、賃貸物件でも原状回復義務(退去する際に、借りた時の状態に戻すこと)のないDIY賃貸が少しずつ増えてきました。同じことがペット可賃貸にも言えますが、まだまだ原状回復義務を負う物件が多いのが現状です。
「ワンコのために滑りにくい床材を張りたい!」「ニャンコのためにキャットタワーを作ってあげたい!」という飼い主さんも多いはず。そこで今回は、原状回復義務がある賃貸のお部屋に作りつけたキャットタワーをご紹介します。もちろん、壁には釘・ネジを一切打っていません。
賃貸でもOK!お助けアイテム「ディアウォール」で柱を立てる
基本的に賃貸のお部屋は、壁や柱に釘を打つことはNGとされています。こんな時、頼りになるのが「ディアウォール」というアイテム。天井と床に柱を突っ張って立てることができます。2×4(ツーバイフォー)材という木材の両端にはめて使いますが、この2×4材にネジを打って棚板をつければお部屋の壁や柱を傷付けることなくキャットタワーやキャットウォークができるというわけです。
[今回参考にしたウェブサイト]
●第3回ディアウォール創作コンテスト | 若井産業株式会社 HI営業部(ディアウォール発売元)
●賃貸OK!ディアウォール×壁。壁に穴をあけない【お手軽DIYアイデア集】 - NAVER まとめ
設計図をきちんと描いてから作業開始
まず、タワーの設計図をきちんと描いてみましょう。天井の高さと壁面の形状に合わせて猫
が登りたくなるようなタワーを設計してください。どこに柱を立て、棚板の幅・長さを何センチにするか、どんな間隔で棚板を配置していくかなど、実際に設置する壁面で採寸しながら図面を書くと、イメージが固まってきます。
次に材料を用意します。2×4材はホームセンターなどで販売しているので、ホームセンターのカットサービスを利用して天井高より45mm短くカットしてもらいます(ちょっと緩めだったので44mmでいいかも)。棚板も同様に設計図のサイズにカットしてもらいましょう。ちなみに棚板の厚さは1.5センチにしました。
その他に必要なものは、棚受け(棚の数×2)、棚受けを留めるネジ、電動ドライバーなど。棚板に面取りやヤスリ掛けが必要な場合は事前に処理しておきましょう。*金属製の棚受けや木工用のヤスリは100円ショップで手に入ります。
柱を立てる際は、ディアウォールを柱の上下に付け、天井側からセットします。緩い場合は下に使うディアウォールで調節します。詳しくはディアウォールの説明書をご覧ください。
例のように、梁のある壁面を使って柱の向こう側に棚板を取り付けたい場合は、棚板を柱に取り付けてから柱2本を同時に立てました。
- 棚板があまりに細いと猫が方向転換できません。ご注意!
- 警戒してなかなか登ってくれない場合は、ササミなどで誘導してみてください。
初めてのDIYを終えて
実は、今回のキャットタワー作りが初めてのDIY。電動ドライバーを使うのもお初でした!全部一人でやってみましたが、試行錯誤とやり直しを繰り返しながらも意外とうまくできた気がします。
一番大変だったのは柱を立てる時。棚板で2本の柱をつないでいたので、かなり重労働でした。後悔したのは、材料費をケチッて棚板を荒材(研磨がかかっていない木材)にしたこと。棚板5枚のヤスリ掛けは結構な腕の運動になりました~。
このように、賃貸のお部屋でも工夫次第で猫のためのカスタマイズができちゃいます!
よい猫可賃貸のお部屋にまだ出会えていない方は、ぜひこちらからどうぞ。
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