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家を買いたい人必見!マイホーム購入のポイントや手順を解説

マイホーム購入のポイントや手順を解説

家の購入は、多くの人にとって一生に一度の大きな決断です。しかし、家を買いたいと思ったとき、「何から進めればいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。理想の家を見つけることから、購入するタイミング、資金計画など、悩むポイントは多くあります。

この記事では、家を買いたい人のために、マイホーム購入時のポイントを4つに分けて解説します。また、家を買うときの手順や注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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家を買うときのポイント1:タイミング

家を買うときのタイミング

家を買うタイミングを見定めるポイントは、以下の2つです。

  • ・ローンを完済できる年齢
  • ・国の制度が活用できるか

それぞれ説明します。

ローンを完済できる年齢

住宅ローンを組んで家を購入する場合、返済期間は数十年に設定されることが多いため、住宅ローンを完済できる年齢か慎重に判断することが重要です。

「令和5年度住宅市場動向調査」によると、家を購入する人の平均年齢は30代~40代、ローン返済の平均期間は30年~35年となっています。例えば、30歳で35年ローンを組むとすると、完済年齢は65歳です。

家を買うと決めたら、「ローンを完済できる年齢にあるか」「年収や生活状況から、最適なタイミングか」など、家の購入が可能か考えなければいけません。現在の年収や健康の問題がなくても、完済時の年齢によっては、途中で返済が困難になるリスクがあるからです。

住宅ローンを利用するときは、長期間の返済プランを立てることにため、現在の年齢だけでなく完済するときの年齢も考慮しましょう。

国の制度が活用できるか

家を買うタイミングを検討するときは、「住宅ローン減税」や「子育てエコホーム支援事業」など、国の制度を活用できるかも重要です。

住宅ローン減税は、住宅ローンを利用した人向けの所得税や住民税が減税される制度です。住宅ローンを利用して、新築や増改築をしたときに所得税の控除が受けられます。

子育てエコホーム支援事業は、子育て世帯や若者夫婦が省エネ設備に投資しやすくなる支援事業です。住宅の省エネ改修などに対して支援することにより、二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目的としています。

いずれの制度も、自動的にもらえるわけではなく、定められた条件を満たす必要があります。不動産会社は住宅の制度に詳しいため、担当者に相談しながらしっかりと手続きすることが大切です。

国の制度は家計の負担を大きく軽減してくれる可能性があるので、内容を理解したうえで上手に活用しましょう。

家を買うときのポイント2:物件の種類

家を買うときの物件の種類

物件の種類には、以下の2つがあります。

  • ・一戸建て
  • ・マンション

「一戸建ては全体的に自由度が高い点が魅力」「マンションは立地条件や利便性などが優れている」など、メリットやデメリットが異なります。それぞれの特徴を理解し、あなたの理想とする物件の種類を決めましょう。

一戸建て

一戸建て住宅は、一般的に「注文住宅」と「建売住宅」に分けられます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

注文住宅の特徴 建売住宅の特徴
・すでに土地を持っている
・時間をかけてこだわれる
・取り入れたい設備がある
・外観や外構、内装のデザインの自由度が高い
・建築をお願いしたい設計事務所やメーカーが決まっている
・なるべく早めに入居できる
・購入価格が一目で把握しやすい
・土地と建物がセットになっている
・時間と手間をかけずに一戸建てが購入できる
・間取りやデザイン、仕様などが決められている

注文住宅は、あなたの好みに合わせて建築する方法なので、家づくりに時間をかけて楽しみながら家を購入したい人に向いています。

一方、建売住宅は、あらかじめ間取りや設備が決まっているので、手間をかけずに家を購入したい人に向いている購入方法です。

また、家の購入は、新築か中古かによっても大きな違いがあります。それぞれのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
新築 ・設備が壊れにくい
・最新設備で補償も充実
・税制の優遇を受けやすい
・中古に比べると維持費が安い
・最初の所有者が自分で気持ちいい
・物件の選択肢が少ない
・中古に比べると価格が高い
・購入前に実物が見られない
・コミュニティができていない
・住みたいエリアの物件がないこともある
中古 ・実物を見て選べる
・物件の選択肢が多い
・リノベーションしやすい
・新築よりも安く購入できる
・住みたいエリアの物件が選択しやすい
・修繕費が必要
・設備が古くコストがかかる
・築年数によっては改装費が必要
・借入期間が短くなる可能性がある
・税制の優遇が受けられないものもある

それぞれにメリット・デメリットがあるため、あなたのライフスタイルや好みに合わせて選択するのが望ましいでしょう。

一軒家を購入することについて詳しく知りたい方は「一軒家を購入するときの注意点を徹底解説!押さえたい3つのポイントも紹介」もご覧ください。

マンション

マンションにも新築と中古があり、メリットとデメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
新築 ・修繕積立金が安い
・最新設備で補償も充実
・最初の所有者になれる
・税制の優遇を受けやすい
・中古よりも価格が高い
・資産価値が下がりやすい
・購入前に実物が見られない
・住みたいエリアの物件がないこともある
中古 ・内見をしてから選べる
・新築よりも価格が安い
・資産価値が維持しやすい
・リノベーションしやすい
・住みたいエリアの物件が選択しやすい
・修繕費が必要
・設備が古くコストがかかる
・築年数によっては改装費が必要
・税制の優遇が受けられないものもある

新築マンションは、修繕積立金が安い、税制優遇が受けやすいなど、ランニングコストを抑えたい人に向いています。ただし、資産価値が下がりやすく、年数が経つと売却しにくくなることに注意が必要です。

一方、中古マンションはリノベーションしたい人や住みたい場所が決まっている人に向いています。しかし、ランニングコストが高くなるケースが多く、想定外の費用がかかることもあります。メリットとデメリットをしっかりと把握して、あなたのライフスタイルや目的に合わせて選択しましょう。

マンションを買うことについて詳しく知りたい方は「新築・中古マンションを買う6つの注意点!ポイントや購入の流れも解説」の記事もご覧ください。

家を買うときのポイント3:予算

家を買うときの予算

家を買うときの予算を決めるポイントは、以下の2つです。

  • ・返済負担率を見る
  • ・諸費用を知る

それぞれ解説します。

返済負担率を見る

住宅ローンの借入額を検討するときに、目安とするものとして「返済負担率」があります。返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合を表している数値で、手取りの20~25%以内にするのが理想的です。
返済負担率は、「年間のローン返済額÷年収×100=返済負担率(%)」の計算式で算出します。例えば、毎月返済額が10万円、年収が500万円の人の場合、返済負担率は24%です。

返済負担率が高くなると、ローン滞納や生活水準低下などのリスクが生じます。また、住宅ローンの返済期間は最長35年です。借入時の年齢が高齢の場合は、長期のローンは設定できないので注意が必要です。

諸費用を知る

家を買うときには、物件の費用だけでなく、税金や手数料などの諸費用が発生します。物件の種類ごとの諸費用は、以下のとおりです。

物件の種類 諸費用の目安
新築注文住宅 物件価格の3~6%(土地あり)
新築建売住宅 物件価格の6~9%
新築マンション 物件価格の3~6%
中古一戸建て 物件価格の6~9%
中古マンション 物件価格の6~9%

物件の売買契約のときは諸費用を現金で支払うことが多いため、普段の支払いで現金を使わない人は資金を忘れずに用意しましょう。

また、諸費用の内訳は以下のとおりです。

項目 内容
印紙税 売買契約書に貼る印紙代
不動産取得税 不動産取得時に発生する地方税
登録免許税 所有権移転登記に必要な国税
司法書士への依頼料 登記代行の依頼料
仲介手数料(中古住宅で必要) 仲介会社に支払う成功報酬
固定資産税・清算金 売主へ支払う固定資産税の負担金
ローン手数料 金融機関に支払う手数料

諸費用の内容にはさまざまな項目があり、購入する物件の種類や金額によって諸費用の項目が変わります。また、家を購入するときは、引っ越し代金や家具、家電などの費用も予算の計画に入れておきましょう。
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家を買うときのポイント4:立地

家を買うときの立地
家を買うときの立地選びのポイントは、以下の2つです。

  • ・交通の便がよいか
  • ・周辺環境もチェック

それぞれ解説します。

交通の便がよいか

家を購入してから長い年月を過ごす場合、交通の便がよいかどうかを入念にチェックする必要があります。「電車やバスが家の近くを通っているか」「渋滞が発生しやすい地域か」などは、生活の質に大きく影響するからです。

例えば、通勤に車を使う場合、近くに高速道路がなかったり渋滞する場所が多かったりすると、日々のストレスや負担が増えてしまうでしょう。

家を購入するときは、電車やバスは利用しやすいか、車移動がしやすいかなど、交通の便がよいかどうかリサーチすることが大切です。

周辺環境もチェック

購入する家の周辺環境が整っているかチェックすることも重要です。住み始めた後に「近くに病院がなかった」「住むまで騒音がひどいことに気づかなかった」など、周辺環境のトラブルが発覚することも少なくありません。スーパーや病院や学校など、生活に欠かせない施設があるか十分に確認する必要があります。

特に、出産・子育てを予定している家庭は、治安の良さや子どもと利用できる施設の有無も気になるでしょう。周辺環境に不安や不満を持ったまま生活するのは日々の負担になるため、購入前に地域の環境や雰囲気をチェックしておくことが大切です。

家を買いたい!マイホームを購入する手順

マイホームを購入する手順

マイホームを購入する流れは、以下のとおりです。

  1. 1、物件を選ぶ
  2. 2、購入を申し込む
  3. 3、売買契約を結ぶ
  4. 4、物件の引き渡しを受ける

それぞれ解説します。

1、物件を選ぶ

マイホーム購入では、まず理想の家を見つけることから始めます。

理想の家を見つけるためには、物件の種類や予算、希望エリアなど、あなたや家族が求める条件を明確にしなければなりません。そのうえで、希望エリアにはどのような物件かあるのか、価格帯はどれくらいなのか、など大まかな相場や環境を把握し、検討していくのがよいでしょう。このとき、購入条件が絞られてきたら、少しずつ条件を細かくして選定していくことがポイントです。

実物が見たい物件があったら、展示場やモデルハウスなどに足を運び、空間や設備を体感します。内見では間取りや動線だけでなく、インテリアの配置、窓の場所、周辺環境もイメージしてください。日当たりや風通し、騒音など気になる点は遠慮なく質問しましょう。

物件の情報収集をおこなっていると、購入条件が変わることもあります。そのようなときは、条件の優先順位を決めて物件を選び直しましょう。

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2、購入を申し込む

購入の申し込みは、物件を購入する意思表明であり、不動産会社を通して売主に「不動産購入申込書」を提出します。不動産購入申込書には、購入希望額や諸費用の金額、引き渡し日などが記載されているもので、細かい項目までチェックが必要です。

また、住宅ローンを組む方は、申し込みのときに事前審査を受けるパターンが多いです。そのため、物件の購入を申し込むタイミングで「融資が受けられるのか」や「融資額の目安」を知ることができます。一部の金融機関では、物件を決める前でも事前審査を受けられるため、確認しておくといいでしょう。

売主が申込書を受理したら、購入の申し込みは完了です。

3、売買契約を結ぶ

申し込みが完了したら、不動産会社から重要事項の説明を受け、売買契約に移ります。

契約のときはトラブルを避けるため、「購入価格は間違っていないか」「重要事項に漏れはないか」など、内容をしっかり確認しましょう。このとき、できるだけ不明点や疑問点が残らないように注意してください。

契約内容に問題がなければ、売買契約のタイミングで手付金を支払い、引き渡し日を決定します。

4、物件の引き渡しを受ける

売買契約が締結され、住宅ローンの本契約と決済が完了したら物件の引き渡しを受けます。

住宅ローンが開始されるのは、物件の引き渡し日です。物件の引き渡しの際に諸費用の残金を支払い、家の鍵を受け取ったら入居が可能になります。

【要チェック】家を買うときの注意点

家を買うときの注意点

家を買うときの注意点は、以下の3つです。

  • ・将来の土地計画も確認
  • ・間取りは慎重に決める
  • ・現地に足を運ぶ

それぞれ解説します。

将来の土地計画も確認

購入を検討している物件が、今後どのような土地計画になっているのか、事前に把握することが重要です。例えば、物件の周辺に大規模な商業施設が建設される予定のある場合、将来的に土地の価格が高くなることがあります。

家を購入して住みたいエリアが決まっている場合は、周辺エリアの将来的な土地計画も考慮しておきましょう。地域ごとの詳しい土地計画を知りたいときは、該当エリアの再開発マップや自治体の都市計画などを参考にするのがおすすめです。

間取りは慎重に決める

家の間取りは、家での過ごしやすさを左右する重要な要素なので、慎重に決めることが大切です。

例えば、子どもを育てる家庭は、家の間取りを決めるときに子ども部屋や収納スペースを確保する必要があります。また、子どもの自立や、親との同居で家族の人数が増減することに備えて、部屋の数やスペースを考えることが重要です。

間取りは、一度決めてしまうと簡単には変更できません。将来、家族や生活の状況が変化することを想定して、あなたが快適に暮らせる間取りを慎重に考えましょう。

現地に足を運ぶ

購入した家に住んだときの具体的なイメージを持つために、現地へ足を運ぶのも大切です。街や地域住民の様子、昼夜の雰囲気の違いなどを体感できます。

また、周辺建物への日当たりや風通しへの影響や、街頭が設置されているか、治安面のチェックも確認しておくと安心です。

現地に足を運ぶことで、住み始めた後の生活をイメージしやすくなり、納得のいく家選びにつながるでしょう。

まとめ

マイホーム購入のポイントや手順を解説のまとめ

マイホーム購入は人生の中でも大きな買い物です。家を購入するときは、契約や手続き、決めなければいけないことが多くあるので、購入のタイミングや物件の種類などのポイントを押さえることが大切です。

住宅ローンの完済年齢や購入のタイミング、物件の特徴などを把握すれば、理想的なマイホームの購入を目指せます。また、買うときの手順や注意点を理解しておくことで、家探しにおける失敗やトラブルを少なくできるでしょう。

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