仙台の賃貸物件で猫と暮らしたい人、ペット可賃貸で暮らしているけれどイマイチ…という人。猫と気兼ねなく暮らせる猫共生賃貸で暮らしてみませんか？

始まりは保護猫への譲渡支援から

2021年2月、当サイトは仙台市で猫共生賃貸を管理運営する黒猫大家さん（合同会社NecoNect）の「保護猫譲渡支援制度」を取材させていただきました。
参考：保護猫を迎えると大家さんから支援金！猫殺処分ゼロを目指す仙台市の猫共生賃貸とは？
2020年11月にスタートしたこの制度は、黒猫大家さんの物件入居者さんが指定保護団体から保護猫を迎えると支援金（3万円）がもらえる、というもの。 1匹の保護猫を迎えたことをきっかけに「仙台の猫の殺処分をなくしたい」と猫共生賃貸を始めた黒猫大家さんにとっては、念願の取組みとなりました。

NecoNect代表、黒猫大家さんと愛猫ジジくん

猫との入居を支援する「うち猫プラン」とは？

それから1年、これに続く「うち猫プラン」が11月22日からスタートしたとのこと。どのようなプランなのか、早速お聞きしました。
「うち猫プランはNecoNect猫共生賃貸での暮らしのスタートを支援金で応援するプランです。自分の猫と引越してくる人と、引越しのタイミングで保護猫を迎える人が対象となります」
こちらの支援金も3万円とのこと。「ペットと暮らす場合は＋家賃1か月分」というペット可賃貸が多いなか、猫がいると+αになるとはうれしい限りです。
「だんだん”保護猫だけ”と制限を設けるのはおかしいな、と思いまして。結局どんな猫でも”うちのコ”、家族なので、自分で保護したコでもペットショップで購入した猫でも、一緒に引越してきてもらうための後押しができればと。例えば、あまり良くない環境…ペット可ではあるけれど設備がよくなかったり、他の住人に気を遣いながら暮らしている人が猫共生に来てもらって、猫共生の良さを知ってもらえればうれしいです」
なるほど。ぜひ、猫共生賃貸で暮らしたことがない人に利用していただきたいプランですね。では、「うち猫プラン」の適用物件をご紹介します。

「うち猫プラン」で入居できる猫共生賃貸

「うち猫プラン」の適用物件は、NecoNectシャノワールシリーズの2棟。まずはメゾネットタイプの2K、JR仙山線北山駅から徒歩12分のシャノワール北山からご案内します。

シャノワール北山の1階リビングダイニングには、キャットタワーとキャットウォーク、猫トイレ置き場が設けられています。

シンプルでおしゃれな猫設備があるリビングダイニング

このリビングダイニングとキッチンの間は、格子戸があります。猫がキッチンに入るのを防ぎつつ猫の様子が分かるわけですが、これ、じつは黒猫大家さんの経験から付けられたのだとか。
「うちのコがキッチンに入って洗い物に付いた油を舐めてしまったことがありました。幸いお腹を壊さずに済みましたが、キッチンでいたずらするコの場合、開放すると危ないので格子戸を付けました」
そしてキッチンの玄関側にも脱走を防ぐドアがあります。
もう1つの対象物件が泉区歩坂町のシャノワール歩坂。こちらは1Kの間取りです。

101号室

203号室

シャノワール歩坂の詳細・お問合せはこちらから↓
101号室 賃料 3.2万円(管2,000円) 1K/19.30㎡ 敷なし/礼なし（成約）
102号室 賃料 3.2万円(管2,000円) 1K/19.30㎡ 敷なし/礼なし ※衣類乾燥機付き
201号室 賃料 3.7万円(管2,000円) 1K/19.30㎡ 敷なし/礼なし
203号室 賃料 3.7万円(管2,000円) 1K/19.30㎡ 敷なし/礼なし ※衣類乾燥機付き（成約）

シャノワール歩坂の102号室と203号室には、衣類乾燥機「幹太くん」が設置されました！お忙しい方は、ぜひ、乾燥機の恩恵を。

保護猫を迎える人への支援も継続

さて、愛猫と一緒に引っ越してくる人にうれしい「うち猫プラン」ですが、引越しのタイミングで猫を迎えたい人には適用されるのでしょうか？
「はい。”このコを迎える”とほぼほぼ決まっている場合も申し込めます。ただし、入居後ペットショップで購入する方は対象外です。うち猫プランはお部屋の契約から2か月以内に入居猫申請を出していただきます」
そして、これまでの保護猫譲渡支援制度は？
「今回、うち猫プランと保護猫譲渡支援制度のバランスをちょっと色々考えた結果、どちらかを選んで利用できる形にしました。うち猫プランを契約した場合は、そのあと保護猫譲渡支援制度は使えなくなります。例えば、引越してきてゆっくり保護猫を決めたい人はうち猫プランを契約しないで、保護猫譲渡支援制度を使ってもらうのがいいと思います」

黒猫大家さんのもう1匹の愛猫、アズちゃんも保護猫出身

猫を愛する私たちにとって魅力的なNecoNectの「うち猫プラン」と「保護猫譲渡支援制度」。猫を飼っていると思わぬことでお金がかかるので、大家さんのこういう支援はうれしいですね。

思わぬことでお金がかかる猫

当サイトスタッフの猫の思わぬ出費というと「冷え対策の猫の服」です。猫が歳を取り腎臓病になるまでは「猫に服を着せるなんて…」と思っていたのですが、使ってみると猫の健康のために欠かせなくなりました。今では「次はどんなのにしよう」と楽しみの一つに。
黒猫大家さんにも思わぬことで愛猫に少々お金がかかったことがあったそう。
「うちのコは6歳と10歳でまだ大きな病気はしていませんが、数年前にジジが丸1日以上、排便していないのではないことに気付き、病院に連れて行きました。体質的な便秘だったのですが獣医師のアドバイスで療法食を与えることにしました。おかげで改善しましたが、療法食は今後も続けてなければいけませんし、普通のフードより高価です。みなさんの猫も何かいつもと違うと気付いたら、病院へ連れて行ってください」

療法食を食べるジジくん

ちなみにジジくんが食べている療法食はこちら↓やはり普通のフードよりお高い。

※療法食は獣医師の指導のもと与えるフードです。飼い主の自己判断で与えないでください。
このように、猫が好きな大家さんの猫共生賃貸には、設備だけでなく猫を飼っている人の気持ちに寄り添った試みがあります。
仙台の猫好きさん、猫共生賃貸で猫と暮らしてみませんか？