ペット可物件を借りる

【ペット可物件】賃貸借契約書

賃貸借契約書

賃貸借契約書は、賃貸借についての契約内容が書かれている書面です。賃借物件の所在地や間取り、賃料、敷金、礼金、更新料の有無といったことから、解約するには何か月前に家主に通知すればよいか、といったことまで書かれています。基本的に、重要事項説明書で説明されていた内容と同じ事項がここにも記載されていますが、よく読み、疑問や不明な点があれば、尋ねるようにしてください。
ペット飼養に関しては、すでに前項で述べたように、飼うことのできるペットの種類・大きさ・頭数、ペットが立ち入れない場所(バルコニー等)、飼う際の基本的な遵守事項、ペットによる事故が発生した場合の責任、飼養するペットに関する提出書類、ペットクラブがある場合はその規則、ペット専用足洗い場などがある場合はその使用規則などについても確認する必要がありますが、これらは「ペット飼養細則」として別の小冊子が準備されていることがあるので、その場合はペット飼養細則をよく読み、確認してください。
また退去する際の「原状回復義務」の範囲を確認することも大切です。ペットによる臭い、キズ、汚れの付着は賃借人の責任で元に直さなければなりませんが、法的には経年劣化や通常使用による損耗については、賃借人は責任を負いません。もしこの原状回復義務の範囲が不明確な場合は、賃貸借契約書にきちんと書いてもらいましょう。
原状回復については、退去時のトラブルになることが少なくないので、分からないことや疑問点があれば、確認して納得できるまで尋ねるようにすることです。

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