ペット可物件を知る・探す

ペット向けの住宅設備

ペット可物件といっても、一般的な集合住宅タイプやペットを飼うことを前提として作られたペット共生集合住宅タイプ、比較的自由度の高い戸建てタイプなどさまざまあります。
ここでは、集合住宅タイプの中でもペットとの共生に重きを置いた物件で見られるさまざまな設備や機能、サービスの一部をご紹介します。
日々ペットの社会的地位が向上していることと相まって、ペット可物件の設備やサービスも日々進化しています。使い勝手のいい設備と言っても、ペットの特徴や飼い主さんのライフスタイルによって当然ながらニーズは異なります。
ペットとの暮らしがより快適なものになるよう、実際に自分の目でよく確認して選ぶことをお勧めします。

ここがすごい!ペット共生住宅の設備

ペット共生住宅のほとんどが飼育頭数の多い犬をメインに作られています(一部猫との暮らしをメインにしているものもあります)。実際のペット共生物件にはどのような設備やサービスがあるのでしょうか?
[入居者向けトリミングサービス]
近所のトリミングサロンなどと提携して、トリミングやシャンプーを入居者に向けて月に1回実施している物件などがあります。
[ドッグラン]
リードをつけずに自由に愛犬が走り回ることができる住居者とその愛犬だけの専用スペースです。一般のドッグランよりも小ぶりな物が多いのですが、屋根付きや屋内タイプのものもあり雨の日のお散歩などにも重宝します。
[ペットシャワー]
散歩から帰ってきた時など住宅に入る前に汚れた愛犬の足を洗うことができます。室内に上がる前に綺麗にすることができるため住居全体の汚れも防ぐことができ、飼い主さんにとっても楽な施設です。
[ペット用ダストBOX]
ペットシャワーと隣接していることが多いこの施設。犬の散歩時にフンは持ち帰ることが原則ですが、室内に持ち込むことなく処理できるので、飼い主さんにとってはありがたい存在です。
[リードフック]
共生マンションではいたるところにリードフックが備え付けられていることが多いです。飼い主さんが一時的に愛犬をつないでおくことができるため、手がふさがっている時などには重宝されています。
[ペットロッカー]
共有スペースにあるペットとのお出かけ用品やおもちゃなどを出し入れするための入居者専用のロッカーです。
[ペット用ランドリー]
ペット専用の洗濯機と乾燥機です。なかなか自宅で洗濯しにくいペット用品の洗濯などに便利でしょう。
[エレベーター内のペットボタン]
ペット連れでエレベーターに乗った時にこのボタンを押すことで、他のエレベーター利用者に「ペット同伴」ということをお知らせすることができます。
[ペットの臭い対策を意識した空調設備]
建物全体がペットの臭いを防止・脱臭しやすい空調設備になっています。
[ペットドア]
人間のドアとは別に、ペットの利用するドアが備え付けられています。
[飛び出し防止ゲート]
来客時など、ドアを開けた時でもペットの飛び出しを防止するゲートが玄関についています。
[ペットのトイレスペース]
室内ではあまり露出したくないペットのトイレトレーですが、専用のスペースがあるため、外から見えにくく安心です。
[コンセント穴が壁の上部にあるもしくはカバー付き]
万が一の事故に備えて、コンセント類は大人の腰のあたりに設置されています(一般的なコンセントの配置ではペットの手に届いてしまうため)。
ほかにも
・ペットを洗いやすい広さまたは機能のバスルーム
・遮音性の高い壁
・滑りにくい床材を使用
・臭いのつきにくい壁紙を使用

といったものがあります。
その他にもさまざまなペット向けの設備が物件ごとに備わっています。
一部猫のための共生住宅には、キャットウォーク(猫のために天井付近に張り巡らされた柱)などが備え付けられているものもありますが、その数はまだまだ少ないのが現状です。
備え付けの機能とは別にペットコンシェルジュ定期しつけ教室の開催、提携ペットサービスの無料または割引利用などの付加的なメニューを備えた物件もあります。

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