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マスターさせておきたい犬のしつけ、基本の4つとは?

犬に「さまざまなしつけを覚えさせたい」と考える飼い主はたくさんいます。しかし、実際はなかなか思い通りにいきません。多くのことを望む前に、まずは基本的なしつけを完璧にマスターさせてあげることが先決です。

犬それぞれの性格に適したしつけトレーニングを

犬の基本的なしつけは、「待て」「ヨシとダメ」「お座り」「ハウス」など。これらができるようになれば、さらにステップアップすることが可能です。犬にはそれぞれ個性があるので、しつけ方もそれぞれです。叱りすぎや長時間の訓練は逆効果となります。それぞれの性格に適したトレーニングを行いましょう。

下記のしつけはドッグフードを使用したしつけ方法です。しつけトレーニングの際におやつを与えすぎるとカロリーオーバーになってしまいます。1日の給餌量から訓練用にフードを取り分け、これまでの摂取カロリーと変わらないようにすると良いでしょう。もちろん「犬用おやつ」などでも、しつけトレーニングは可能です。

マスターさせておきたい、犬のしつけ基本の4つ

お座り…基本の姿勢です。行動を制止する際にも役に立ちます。

<トレーニング方法>

  1. ドッグフードを一粒つまみ、犬の鼻からゆっくりと背中(犬の後方)に移動させます。犬はフードを見上げる姿勢になり、そのまま流れでお尻を地面につけお座りの姿勢になります。
  2. .お尻を地面に着いたら、すぐに褒めながら撫で、つまんだフードを与えましょう。
  3. これを数回繰り返すことで、犬は「お尻を地面に着くとご褒美がもらえる」と認識します。

 

待て…多くのシーンで活躍するコマンドです。これができれば危険なシーンでも犬の行動を制止することができます。

<トレーニング方法>

  1. ドッグフードを一粒つまみ、犬に「お座り」とコマンドを出します。
  2. 「待て」と言いながら、つまんだフードを犬の前足から30センチほど離れた地面に置きます。この時点で動き出してしまうようなら、置いたフードを軽く押さえて5秒ほど犬の動きを制止します。
  3. さらに5秒ほど待たせたら、「よし」と言いながら地面においたフードを食べさせます。
  4. 上記の3ステップを繰り返し行い、徐々に「待て」の時間を伸ばしていきましょう。

 

ダメ…してはいけないことをすぐに制御できるように、早い段階で覚えさせましょう。

<トレーニング方法>

  1. 食事やおやつ・おもちゃなどを与える時はできるだけ、「ヨシ」と声をかけるようにしましょう。犬は「ヨシ」という言葉で嬉しい事があると認識するようになります。
  2. 反対に、やってはいけないことをしようとした瞬間に、低い声で「ダメ」と言って行動を制します。従った場合はすぐに「ヨシ」と優しく褒めてあげましょう。
  3. これを繰り返すことで、「ヨシ」と「ダメ」の意味を認識するようになります。

 

ハウス…急な来客や緊急時、お留守番をさせる時などに役立ちます。

<トレーニング方法>

  1. ドッグフードを一粒つまみ、犬に見せながらハウスの中に誘導します。
  2. ハウスに犬の体がすべて入ったら、「ハウス」と言い、ご褒美にフードを与えます。
  3. 上記を繰り返し「ハウス」のコマンドに従うことができるようになったら、「待て」とコマンドを出し、ハウスの中で待たせるようにします。短い時間(5秒程度)から徐々に伸ばして行きましょう。
  4. ハウスの扉を閉めて外からフードを1粒与え、褒めてあげましょう。
  5. これで犬は、ハウスの中に入って待機することを覚えます。

 
まずは、以上4つの基本のしつけを、焦らずにじっくりと犬に教えてマスターさせましょう。

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