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犬好き県ランキング、1位は三重県!東海地方に犬を飼っている人が多いわけは…?

南北になが~い日本列島。47都道府県それぞれに独自の風土と歴史に根差した暮らしがあります。県民性もさまざま。では、犬が一番好きな県は…?

100人当たりの犬の登録頭数から算出した犬好き県ランキング

犬や猫と暮らす飼い主さんのためのウェブサイト『いぬねこマガジン』※から「I LOVE DOGな都道府県ランキング」が発表されました。これは、総務省「人口推計」(平成25年10月1日現在)の各都道府県の総人口と、厚生労働省「都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成25年度)」から、100人当たりの犬の登録頭数を割り出し、犬の登録頭数が多い都道府県ほど"I LOVE DOG"="犬好き"としたものです。

ランキング1位は三重県!2位香川県、3位岐阜県。東京、大阪は下位

さて、あなたがお住まいの地域や故郷はどのような結果でしょうか?
10位までのランキングでみると、1位の三重県以外でも、3位の岐阜県、8位の愛知県、9位の静岡県と、東海地方が圧倒的な強さです。東海地方は飼育されている犬が多く、犬好きが多い地域といって過言ではないでしょう!
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四国地方は2位の香川県と6位の高知県、関東甲信越地方は4位の群馬県、5位の山梨県、7位の茨城県、九州地方は熊本県が10位にランクインしました。東京都と大阪府は46位と44位。都市圏は小型犬のブームで犬の飼育が増加した印象でしたが、人口との割合にするとこんなに少なかったのですね。

犬は太平洋側で多く飼われ、日本海側は少ない

上のランキングデータを色分けして日本地図に落とし込んだものが以下です。100人あたりの犬の飼育頭数は、太平洋側が多く、日本海側が少ないことに気が付きます。
次に、実際にどんな地域で犬の飼育頭数が多くなっているのかを探るため、総人口、住宅事情(持家比率、一戸建て比率、1住宅当たりの敷地面積)、気象情報(年間平均気温、年間日照時間、年計降水量)と100人あたりの犬の登録頭数の相関分析(2つのデータ群の関連性の高さを調べる数学的分析)を行いました。

犬の飼育頭数は住宅事情よりも、日照時間が関係

上の表がその結果です。持家比率、 一戸建て比率、 1住宅当たりの敷地面積と、 人口あたりの犬の登録頭数は「ほとんど相関なし」でした。 これまで、犬の飼育には住宅事情が大きく左右していると考えられていたので意外な結果です。
一方、 唯一、相関が認められたのは年間日照時間のデータでした。 相関係数0.671(オレンジ色の部分)は、「かなり高い相関があり」に該当し、 年間日照時間と100人当たりの犬の登録頭数にかなり強い関連性があるということが分かりました。

 東海地方は、「犬とお散歩したい!」と思う日が多い地域

以上から、東海地方に犬の飼育頭数が多いのは、晴れの日が多い(日照時間が多い)ために、「犬と散歩に出かけたくなる」=「犬を飼う人が多い」ことが分かりました!
東海地方といえば、犬の大きなイベントが多く開催され、犬連れの旅行などでも設備やサービスが整っていて便利だと聞きます。上位の犬好き県は、犬と犬を飼う人が多いと同時に、「犬との暮らし」先進地域ともいえそうです。
■出展:『いぬねこマガジン』(※2017年4月17日サービス終了)

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