ペット可物件で暮らす

ペットゲートの選び方と取り付け方。滑り止めパッドで壁クロスの保護を忘れずに!

玄関でのペットの飛び出し防止、キッチンへの進入禁止などで使われるペットゲート。置くだけの自立式ものと柱や壁に固定する突っ張り式のものがありますが、今回は柱や壁に固定するタイプを取り上げます。

突っ張り式のペットゲート選びは?

プラスチック製、スチール製、木製のものなどがあるペットゲート。まずは、キッチンや廊下、玄関といった取り付けたい箇所の幅を計測し、合うサイズのものを選びます。一般的な日本の住宅に合う90㎝タイプや110㎝タイプが主流ですが、180㎝幅にも対応できるペットゲートもあります。ほとんどの製品が目安の幅の前後10㎝くらい調節できるようになっているので、商品の詳細をしっかり確認してから選びましょう。


ペットゲートを選ぶ際は「高さ」にご注意ください。犬の場合は小型犬用、中型犬用、大型犬用のペットゲートからあなたの犬に合うものを選んでください。犬にはペットゲートの「ここから先はいってはいけない」という意味をしつけで理解させていくことになるので、ペットゲートは犬が本気を出せば簡単に飛び越えられる高さになっています。


注意してもらいたいのが猫の場合です。猫は高い所に登るのが得意なうえ、我が道をゆく動物です。いくら「ここから先は行ってはダメ」といっても、ペットゲートを簡単に越えてしまいます。猫にはペットゲートではなく、天井まで届くくらいのフェンスやパーテーションを設置し、二重扉にしてください。特に、元野良猫だった猫やオス猫は外に出たがりますのでご注意を。


ペットゲートは壁クロスの保護を考えて取り付けよう

ペットゲートはそのほとんどが「突っ張り式」となっているため、取り付けには注意が必要です。突っ張り棒と壁の接触部分には大きな力がかかるため、壁側のクロスが破けたり、ペットゲートがズレてしまうことがあるからです。
これらを防ぐには接触面に木片やゴムパッドを挟むなどが有効でしたが、最近はペットゲート用の「滑り止めパッド」が販売されています。滑り止めパッドは壁クロス側の接触面がシリコンになっているため、滑り防止だけでなく「壁クロスの保護」にも役立ちます。
ペット可賃貸退去時の原状回復費用を抑えるためにも、ペットゲート購入の際、併せて購入することをおすすめします。

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